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Eternal full moon/under_blog こそりとdeepに語ってます、はい。

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日吉のラストが決まらなくて書いては直し、直しては考え込むの繰り返し。
いろいろなパターンを考えてるうちにかなり昔のことをふと思い出した。


高校生の頃、卒業間近の頃だったような気がする。
ひとつの見合い話が持ち込まれた。
前回の「零れていく・・・あの頃」でお話した伯父からのもので正しくは伯母の知り合いからの話だった。
伯母の実家のある土地で有名な企業を営んでいるらしい。
大学を卒業して家業の一員となる長男で比較的年も近いということと、向こうも商売をしている家の娘ということに加えて、土地の名士の家の出である伯母の紹介(それも姪)ということでメリットも感じていたのだろう、話はとんとん拍子で纏まっていった。


まだ、数回目のお見合いでそれまで全て両親が断ってくれていたが今回はなんだかまわりの様子が違うと私も感じていた。
可もなく不可もない容姿も普通の人だというが常套句のように「普通が一番」といわれると若かった私はそんなものかなと納得したりしていた。


しかしお見合いの日時や場所がなかなか連絡されないことを両親が気にしはじめたとき伯父夫婦を通じて先方が断りを入れてきた。
話はこうだった。

その息子は大学時代からお付き合いをしている女性がいたが、後継者の自分に両親はじめまわりが過度の期待をしているために言い出せなかったらしい。
そこに断りきれない私との見合い話が持ち上がったために意を決して打ち明けたとの事だった。

気にしているのは伯母とそれ以上に恐縮している相手の両親で、普通なら恥をかかされたと両親は激怒するのだろうけど一族の中では唯一恋愛結婚の両親はお見合いの作法礼法にひときわ疎く仲人任せのような感じだったので全く気にしていなかった。
逆に十八歳で伯父に嫁いだ伯母は自分の姿を私に映していたらしくとても熱心だったけれど。

この頃は私もお見合いに対してあまり自分の意思というものが無く相手と会いはするけれど別に何を思うことも無かったというのが本当のところ。
ただ、帰宅してから今日の人はこんな人でこんな話をしたこんなことを言っていた、こんなところがちょっと気になったなどと両親に報告するとその内容によっ
て両親が判断して断っていたふしがある。



銀座で働くようになってから私はひとつの質問の答えによって相手を振り落とすことに決めた。
「お仕事は、お好きですか?」
不思議な事に皆この質問に一瞬渋い顔をする。
いやぁ、上司が使えないやつで・・・とか俺が部署を回してるようなもんですよ、とか朝起きられませんねぇ、などと言う人がほとんどで小娘ながら私は内心呆
れていた。

その中で今の主人だけが即答した。
「好きですよ、今が一番面白い。」
(あとで聞いたところによるとこの頃自分が営業で取った大きな仕事が契約に至った時期だった)


さて、その幻の見合い相手は両親を説得してその彼女と結婚した。
好きな相手と結婚することが幸せなんだと当たり前のことを私は初めて知った、両親や近しい親族が認める人と結婚すればいいのだと思っていたから。

恋愛体質とか見合い体質があるとしたら私は間違いなく見合い体質なんだと思う。
恋愛に対して私は免疫らしきものが無い。
当時の私を思うと男性から見てこれほどつまらない女はいないんじゃないかと思う。
逆に親友のYちゃんは恋愛体質の最たるもので彼女と言葉を交わした男性は九割方、彼女に惹かれていく。
なのに、そんなYちゃんと一緒にいることで私をおとなしくて落ち着いていていいと好意を持ってくれる人もいた。
Yちゃんも夜羽は私と違って浮ついたように見られないからうらやましいという。
お互いないものねだり同士が仲良くしていることでお互いのかけているピースを補っていたのかもしれない。

Yちゃんは決して男の人に媚びようとか自分に振り向かせようと言う気持ちはなく、自然に会話しているけれど元来甘え上手で人懐っこい性格なので、いい意味で男好きする娘だった。
広く言えば「人たらし」的な女の子だった。

Yちゃんのことはこちらをご参考までに。
(mainのほうにも時々登場)
http://yowa1020.blog.shinobi.jp/Entry/63/


なんか、思い出話ばかりですみません。
でも、ちょっと思い出したので書いてみました。

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