幕間ウオッチングでの諸先輩方の主な会話は「女の子下手ねぇ」「配役が悪いのよ」の二本立てです。
いやいやいや、原作読んでから出直してきて!
サクラちゃんはまんまサクラちゃんだった!梅丸丈、素晴らしい可愛さ!
そんなわけで、 新作歌舞伎「NARUTO -ナルト-」を観てきました。
一幕は下忍時代、二幕は疾風伝、ラストは終末の谷。
キッズは出ず、七班のみ。
暁は勢ぞろい。
不満らしいことと言えば、カカシがふつーに脇役で華がなかったことくらい。
隼人が思いっきりサスケ!とにかく美男で隙が無くて、流司よりサスケ!信ちゃんDNAありがとう!
巳之助は踊りがもう少しあったら、際立てたかもしれないけど、きっちりナルトを演じてくれた。
2.5次元でイルカ先生を演った市瀬さんがイタチ役で出演。
サスケとの殺陣が凄まじい。
歌舞伎なんだから、舞踊してればいいのにマジで戦ってる。
殺陣師、市瀬さんの本領発揮で隼人よく食いついていったなぁ。
笑三郎の大蛇丸は声が声優さんそっくりなので、すっと入り込めてる。
猿弥丈の仁王様みたいな自来也は嵌ってる。
早口のせりふ回しも小気味よくて、さすが!
綱手の笑也丈。私にとって笑也丈はいつまでもお姫様。
弟橘媛(おとたちばなひめ)の時から、ずっとお姫様。
ひとつひとつのシーンに原作が脳内から追ってくるので、とにかく泣ける。
原作シーンがわかっていない周りが笑ってても、泣ける。
(クシナが現れたのを、ただのご都合主義の回想シーンだと思ったらしくクスクス笑いがあった)
名セリフも多かったけど、さらっと流してしまうので惜しい気がした。
「賢いっていうのがそういう事なら、俺は一生バカでいい」
「オレが諦めるのを― 諦めろ!!!!」
(ここで、客席が爆笑したので驚いた)ーナルト
「やっぱり、この想いだけは朽ちてくれないんだよ」ー綱手
イタチの真実と九尾の封印をシンクロさせて観せたのは、なかなか考え抜かれた演出だった。
ただイタチとサスケだけのシーンが少なくて、関係性がわかりづらかったかもしれない。
終末の谷でナルトとサスケが戦うシーンは本物の水がザバザバ流れてて、そこでずぶ濡れになって戦うんだけど、普通に喧嘩というか、じゃれあってるというか迫力が削げた感は拭えなかった。
トンボを切る役者さんたちが終末の谷のシーンで濡れた板の上でバク転したのには驚いた。
思わず、声が漏れてしまったほど。
澤瀉屋の舞台は、こんなところもグイグイ魅せる。
愛之助丈と交互出演の猿之助丈のマダラの重厚な存在感は貴重。
マダラで見得を切ったし。
「ここはアイアじゃなくて演舞場!」って思わせてくれる。
私は「ワンピース」を知らないし、もちろん「ワンピース歌舞伎」を観ていないので、2.5次元歌舞伎は初めてだったのだけど、好きな原作を若い頃から贔屓にしてる役者で観られるのは幸せだ。
勘九郎なんてもっとぶっ飛んで「銀魂」(劇場版)で近藤さんやってるんだから勘三郎丈や三津五郎丈が生きていたら、息子の活躍を面白がってくれたと思う。
(巳之助は実母が元宝塚男役トップ)
最初から愛想がない気難しい表情を崩さなかった隼人が最後に一瞬、笑ったのが胸にきた。
さて、すでに9月に突入。
先月はホットヨガを11レッスン受けた。
なんか頑張った!
1回、湿度77%室温38℃の中でレッスンがあったのだけど、いつもより汗出るなーってくらいで乗り切った。
周りも普通にやってたので、慣れってすごいなって思った次第。
本も断捨離予定なので紙ベースは控えて電子書籍と図書館に乗り切る。
連載中の「3月のライオン」に「ハチミツとクローバー」の面々が登場。
あゆみんが野宮のヨメになってたり、理花さんを真山が彼女呼ばわりしてたり、はぐちゃんがタシーンタシーン!ではないけど物作りを再開してて、それをほくほくと見守る修ちゃんがいたり。
あー・・・森田さんはどうしてるんだろう(ハリウッド?)、竹本くんはどうしてるんだろう(宮大工さんがんばってる?)・・・・・みんな幸せになってくれてるといいな。
個人的には藤原デザインの双子が一番幸せで何より(隈ちゃんらぁぶ)
そして、今月発売の「ゴールデンカムイ」の15巻の表紙は月島軍曹に決まったようでファンはお祝いムード。
こうなると次は鯉登ぼっちゃんか?
まさか、勇作さん?
とりあえず、ファンの皆様方の中では彼は生きているらいしので(((笑)
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