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Eternal full moon/under_blog こそりとdeepに語ってます、はい。

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夜羽(よわ)
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女性
趣味:
可愛い雑貨を集めること
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■wj系の趣味サイトを運営。

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3月のライオン【後編】を観てきました。
作者が決めているラストが描かれているいるのですが、作者はラストを見せてしまうけれど私がその先をずっと描き続けるとツイートしていたので、時間制限のない原作はまだまだ深みのあるストーリーになっていくことを期待できました。

【前編】【後編】通して思うのは、「こんなまとめ方もあるんだ」ということ。
原作をなぞっていない箇所も多々あるのに、原作が映画をふんわりと包み込んでいる感覚で観ることができました。
特に男性キャストの再現性が非常に高い。
神木隆之介の桐山はもとより、作者が佐々木蔵之介本人をモデルしたという島田八段。
師匠であり義父である幸田の豊川悦司、やくざオーラ全開の後藤九段の伊藤英明。
スミスや一砂、山崎順慶、教師の林田役の高橋一生、島田の研究会のメンバー重田まで似た雰囲気の役者を使っています。
染谷将太が特殊メイクで二階堂晴信を、同じ作者の「ハチミツとクローバー」実写版(映画)に真山と森田役で出演した加瀬亮と伊勢谷友介も妙な安定感を醸し出してます。


原作を読みは決めたころから「零くんは男の子なのによく泣く子だな」と思ってました。
前編でも泣いて、後編でも本当によく涙をこぼす。
後編ラストの後藤との対局中も泣き始めて後藤に「泣くな、みっともない」と諫められたが、あの時本当に泣きたかったのは後藤だったはず。
それから学校内、将棋会館への雑踏の中、悔しさを滲ませて全力で走る姿、義姉の香子と歩くマンションから駅までの道、零の歩き方も意味あるものとして描かれて、無言のシーンなのに見入ってしまいました。
そして、感情そのままがむき出しの疾走は胸が痛くなるほどの場面。


キャストが決まった時から、「神キャスト」と言われたけれど、それ証明した形になったことが嬉しかったです。
川本家のちゃぶ台の上も賑やかで美味しそうで、部屋の温度までもが伝わってくる感じ。

まだ公開中なので、この辺で。



「3月のライオンダイニング」も行ってきました。

これは、また次回にゆっくりと。


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