乾LOVEな娘は眼鏡にちょと弱い傾向がある。
去年あたりから、毎朝駅から学校までの道のり、(といっても娘の学校は日本で一番駅から近い学校なので時間は3分くらい)自分の前を歩く下級生の眼鏡男子が気になってたらしい。
気になってたのはもちろん、眼鏡をかけている顔!
だが、常に前を歩いているので顔を見る機会が一度も無かったそうだ。
「聞いてよー!あの眼鏡くんだけど・・・」
「もしかして、やっと顔見たの?」
「ううん、彼女がいた。」
「はい?」
「別に好きなわけじゃないけど失恋した気分。」
なんでも、背の低いふわふわヘアの可愛らしい女の子と仲睦まじく歩いてたらしい。
そこへ、後ろからお約束のこーちゃんが登場。
上記の内容を話すと。
「俺、あのふたりと同じ車両だったぜ。」
「えーーー!ねぇ、かっこよかった?かっこよかった?」
「まぁまぁじゃねえ。」
と言ったあと、俺の方がもちろんかっこいいけどな!(イバリッ)を忘れないこーちゃんでした。
しかし、一年近くロック・オンしてたのにオチがこれとは!
週の初めにKさんと呑み会してきました。
地元の名物マスターのお店の支店が駅前に出来たので、Kさんのリクで行ってきました。
そこは常連さんばかりでいつも埋まっいるので行きたくても行けない状態。
でも、Kさんはご夫婦で本店の方によく出かけるらしく誘ってくれました。
「旦那がいないから私も初めてって顔してるね。そうすると女性にはサービスしてくれるから。」
さすが、常連は言うことが違う!
予想通り、二階は満席で一回のカウンターもほぼ埋まってて、女性は私たちだけ。雰囲気は昭和歌謡が流れる酒場。
でも、開店したばかりなのでとても綺麗で、オープンキッチン。
ビールと付き出しを前にオーダーを見ていると・・・
「焼きとん旨いよ。」とか「メンチカツ食べるかい。」「モツ煮、どうぞ!」と勝手に出されるんだけど、どれも外れなし。
お刺身や焼き物を貰って、「もう呑めない!」って言ってるのにマスターが「はいどうぞ!」と中ジョッキを置いていく。
いきなり「チョコレート食べて!」とガーナの板チョコが配られたり、「枝豆どうぞー!」と空いてるお皿に枝豆がどさっと盛られたり。
カウンターでおひとりさまのリーマンとマスターが揉めてる?と思って聞いてると、マスターが提示したお会計があまりに安くてリーマンが「もっと取ってくださいよー!」と言ってる。
Kさんいわく良くある光景だそうです。
いったい、どうなってるの?このお店。
でも、マスターやスタッフの人たちは腰が低くて礼儀正しいし、仕事も早い。
私たちも、結局二時間居続けお会計を頼んだら、フルーツを盛ったお皿が目の前に。
「いいから、いいから!」
マスターーーー!!!わたしたちお腹いっぱいなんですけど~~~
それでも、食べきって本当のお会計になったら信じられない値段。
それって飲み物代入ってないよね!?計算、間違ってるよね!?的な。
ふたりで席を立ったらマスターが見送ってくれてKさんに「ご主人によろしく~~!」
バレてたぁぁぁぁぁ~~~!
Kさんは今、心身障害者のデイケア施設の職員をしています。
通所している人たちが卓上織機で織ったコースターをプレゼントしてくれました。
色とりどりの温かみのある作品。作者のタグもつけられていてKさんが一人一人の仕事内容を教えてくれ、私もほんわり気分になりました。
主人は早速、気に入った色合いのものを自分用にしてたし。大事に使おうと思います。
最近「絶滅食堂で逢いましょう」を眺めるのが楽しい。
昭和の中頃から時間が止まったような喫茶店とかいいなぁ。
行きたいなぁ。
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