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Eternal full moon/under_blog こそりとdeepに語ってます、はい。

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HN:
夜羽(よわ)
性別:
女性
趣味:
可愛い雑貨を集めること
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■wj系の趣味サイトを運営。

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■他人の家族の日常に興味のない方はお引き取り下さいね。
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夜羽さんと娘・・・・
ただいま、今年最後にして最大のピンチに立たされております。

始まりは主人の一言。


「この前、車でかけてたCD貸して欲しいんだけど、(フリーダム)ってエコーが入ってるやつ。」


娘と二人・・・・居間のソファで化石化!


以下母と娘の必死のアイコンタクト(数秒間)

娘「母、なんでパパが知ってるの?」
母「いや、運転してるから分からないと思って一回かけたのよ」
娘「この人、結構マイナーなJ-POPがツボになっちゃうの、知ってるでしょ。」
母「だって、まさかキャラソンがツボなんて・・・」
娘「とにかくこの場をどうすんの~~!!」

そして、母は思い切って大嘘を・・・

「今日、娘が友達に貸すって言って持ってっちゃったのよ。ね、娘。」
娘、思いっきり固まるがアカデミー賞ノミネート並みの女優魂(?)を発揮。
「あ、そっそうなのよ。-ちゃんがね~~、アレって何かのドラマの主題歌だったみたいで。」
ドラマの主題歌・・・が主人のツボをさらに刺激。

「歌ってるグループはアルバムとか出てるのかい?」と娘に話を振る主人。
えぇ、出してますとも「大石」以外はね!
「さ、さァ・・わかんない。パパ、欲しいの?」
「あれば欲しいなぁ。」
「・・・」←娘。

「出してないんじゃない?マイナーグループだし、」
(青酢!ゴメンってゆーか、国光ゴメン!!)
「娘、今度一緒にお店に行くかい?」

おもむろに立ち上がった娘。
「ちょっと、トイレ!」


えぇ~~娘!この状況で母を置いて一抜けですかぁぁぁぁぁ!!
待ってぇ~~、一人にしないでぇ~~!
こんな空気が薄い状態で母にどうしろと!!!


あの「Don't Look Back 」の中の二曲目「 FREEDOM 」のことを主人は尋ねているわけですよ。
でも、ご存知の方は思い出して欲しいです・・・あのCDの実物を。
青酢の四人がいて、「テニプリ」のロゴ。

どう考えても、貸せるわけない!!!


仕方なく母も最優秀助演賞並くらいの演技を。
「あ~~、いっけない。―さんに電話するって約束してたしぃ~~」
こんな台詞をやや棒読みで発して子機を片手に部屋を出る。

結局、娘と相談の上「早めに落とそう」と決定。
「でも、他の曲は何にするの?」
「福山でいんじゃね?」
娘、鬼ですか?


表のブログにも何度か書いたのですが、夜羽さんは「ハム」や「ウインナー」が苦手。
でも「魚肉ソーセージ」はね、スキなんですよ。
少なからず、美味しいとは思ってますのでサラダやチャーハンなんかにもザクザク入れちゃう。
値段は5本で398円とか安いのか高いのか判断に困るところですが、あの赤いラッピングの束は冷蔵庫に切らせたことはありません。(賞味期限も長いしね)
なのに、主人は言うわけですよ。
「魚肉ソーセージって買うの恥ずかしくない?」

「ハム」や「ウインナー」の代用品扱いですか?
恥ずかしくないですよ!だって「魚肉ソーセージ」は今はこうしてスポットライトを浴びてるんですよ!!

魚肉ソーセージ、健康食品に“脱皮” 医師が治療効果実証(YAHOO!JAPAN ニュースより)


主人にこの記事を見てもらって悔いを改めてもらおう。

お昼は一番気に入ってる「ドトール」のお店で買い物帰りに早めのお昼。
新商品の「ホットサンド ツナチェダーチーズ」をオーダー。
コーヒーは大好きなアメリカン。
具がこぼれる位サンドされていて、チェダーチーズの味も良くて美味しい。

200612181102000.jpg


このドトールは営業マンの人がPCを開いていたり、大学生らしき男の子が勉強したりと静かなのが特徴。
良識ある大人の空間って感じですごく落ち着いて本を広げたりできる。(って今日読んでいたのは「アイスエイジ」)店員さんも個人店のように礼儀正しいし親切。
(他が違うって訳じゃありませんよ、中でも群を抜いているってことです。)

実はドトールの社長さんは(会長さん?)と実家の両親は同郷。
父は母と結婚するまで都内住んでいたし、母はやはり都内の学校に通っていたし姉夫婦が住んでいたこともあり田舎に住む女性としては東京を身近に感覚として捉えていた。特に姉夫婦は事業に成功してかなり裕福な暮らしをしていたから、妹である母を東京で惜しげもなく楽しませる事が出来たと思う。
(観劇やコンサート、映画鑑賞とかホテルのラウンジやレストランの出入りなど)

そこで覚えた味がコーヒー。
ブレンドとかアメリカンなんて種類もろくにない時代、コーヒーといえばホットコーヒーか夏ならアイスコーヒー。
でも、当時地方都市といわれ始めていても東京に較べれば見る影もない田舎で結婚生活を始めた両親はインスタントのコーヒーを自宅で飲むのが精一杯だったと思う。
それもきっと一瓶が高価だったと推測される。
面白いのは当時そのコーヒーについているシールを送るとカメラ(インスタントカメラですね)が当たるというキャンペーンがあったらしく、母は暇つぶしに送っていたらしいけど、そのカメラが5台くらい当たって近所に差し上げたのを覚えてる。
だから、その頃我が家がコーヒーを買っていたのは紛れもない事実のようだった。

話は戻って、ドトール。
夜羽さんがまだ4歳くらいのときだったと思う。
当時、母は私をキリスト系のお上品な幼稚園に入れようと駅に近いそこに私を連れて行ったが元来恥かしがりやの私は、知らない子供たちと遊んだり、話したりが出来なくてかなり怯えてしまって母は結局そこに入れるのを諦めた。
その帰り道、坂の途中にガレージのような場所があり行きも帰りもシャッターが下りていたのが不思議で母に聞いた。
すると母はこう言ったのだ。
「ここはね、コーヒー豆がたくさんしまわれている倉庫なの。ここで生まれた人がね、そういったお商売をしてるらしいの。」

そのとき母が教えてくれた名前はここの西のほうの地域に良くある名前でもちろんドトールの社長さんと同じ名前だ。
だから、真偽のほどは分からないにせよドトールに入るとたまにあのシャッターが下りた倉庫を思い出す。
あの倉庫の豆がドトール1000店舗を担ったと思うととても懐かしく思えるから。

 

 

因みに恥かしがりやの私は当時、幼稚園にも行かずに近所のアパートに住むひとみさんという小学校6年生のお姉さんに遊んでもらっていた。
ひとみさんはお母さんと二人で住んでいて当時はさすがに知らされなかったけれどそのお母さんは夜のお仕事をしていて学校から帰ってきてもひとみさんは家に居場所がなく(お母さんが男の人を連れてきていたから)夜羽さんちにやってきて夕飯まで私と遊んでくれた。
とても思いやりのある優しいお姉さんでまだ弟も生まれていなかったから彼女にとても懐いていた。
母も、そういう母親を持つ娘だからと言った特別な目でひとみさんを見ることもなく、当時珍しかった手作りのプリンやババロアなんかでもてなしていた。

一番良く覚えているのは春頃、庭にシートを敷いてリカちゃんごっこをしたこと。
小学校6年生のひとみさんが楽しかったかどうかは今となってはわからない。
でも、彼女はいつも私のわがままを優先してくれて嫌な顔ひとつしなかった。

そんなひとみさんも私が小学校に附属している幼稚園に入らなくてはならなくなった時を同じくして引っ越してしまった。
子供とは残酷なもので夜羽さんはほぼ一年近く毎日のように遊んでくれたひとみさんの顔を思い出せない。
でも白いセーター姿の子供にしてはむっちりとした体格のひとみさんともうとっくに壊してしまった昔の家の縁側に並んで、プリンを食べたことだけははっきりと覚えている。

 

ただ、それだけの話なんですけどね。

なんだか涙が出てきちゃうんですよね、へんなの・・・

 

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