Eternal half moon

夜羽さんのサイトは年齢制限、R指定、Under、一般に「裏」と呼ばれるものが、
注意書きこそありますがどなたでも読める状態になっています。

そのことに関しての私自身の考えは「ソウルセレナーデ」の「あとがき」である程度お話ししようと思っています。

しかし、大半の夢サイトさんは管理人さんの意向で、（年齢制限を守っての閲覧を希望）、パスワード制（裏バス）のページに隠されています。
（このサイトのどこかにあります、メールではお答えしませんなど）

管理人さんに教えていただく常識あるメールを送って（大抵、専用メールアドレスかフォームがあります）パスワードを知らせるメールが返ってくる。
実に簡単な仕組みです。

でも、裏請求やＢＢＳ・果ては拍手や一言メールに至るまでネットエチケットを守れない閲覧者に、悩まされている管理人さんが多いことも事実です。

大半の管理人さんは不快なメールに関しては返信はしません。
なのに、「どうして返信してくれないの？」と聞かれるのは甚だ不本意だと私は思うし、
逆に聞きたいくらいだと思います。
「どうして我が身を振り返れないのか？」と。

夜羽さんが夢サイトを巡り始めた頃、多くのサイトさんのIndexやAboutに、
常識で考えればわかることが長々と書かれているのを不思議に思ったことがありました。
思えば、私はサイト運営の大変さがその頃は全くわかっていなかったのです。

サイトを自分のお城と例えるとします。
そこに土足でワケのわからないことを喚き散らしながら入ってこられたら・・・・？
その人と関わりたくない、出来ることならもう来ないでほしい、そう思っても不思議ではありません。

対照的な、ふたりの管理人さんのお話をしましょう。

ひとりの管理人さんのことはあまりに不快な出来事だったので一年以上経つ今も忘れられません。
そして、こんな人が未だに自分と同じキャラが大好きでサイトを運営していることに耐えられない思いがします。

それはＢＢＳでのことでした。
夜羽さんは書き込みは全くしません。
ＢＢＳが交流の場であることは知っていますが、そのサイトさんがお気にな一閲覧者で満足しているからです。
でも、ＢＢＳは他の閲覧者の方がどのような思いでそのサイトさんに足を運んでいるのかということがわかるので、たまに読ませてもらっています。

その閲覧者であるＡさんはこまめにＢＢＳに書き込んでいました。
管理人さんとのやり取りも本当に普通でしたが、回を重ねるごとに管理人さんに対して、自分のことをアピールすることが多くなったかな？位に感じていました。
それでも、管理人さん自身が「仲良くしてくださいね。」みたいなことを書いていたので、
「フレンドリーな管理人さんなんだな。」と傍観者の私は思っていました。

ところが、

ある日、管理人さんの日記に明らかにＡさんとわかる人に対してのことがつらつらと書かれていました。
「自分のことばかり書いてきて迷惑、あなたのことなんか知りたくもないし。」
要約するとこんな感じです。

話はここで終わりません。

今度は管理人さん自体が仲のいいサイト仲間さんらしき人が書き込んだＢＢＳの返信欄に、あからさまにＡさんのことを二人で嘲笑するようなことを書き込み、数日間に渡り語り始めたのです。

メールや拍手など、管理人さんしかわからないところでＡさんと行き違いがあったのかもしれません。
そこは私としても憶測の域をでませんけど。

でも、Ａさんの書き込みを見る限り常識的な普通の学生さんのようでした。
言葉遣いも目上の人に対してのものがきちんと出来ていましたし。
管理人さんの優しい言葉を社交辞令として取れなかったのはやはり若さゆえの未熟さといえばそうかもしれません。

でも、ネットマナーの逸脱は時には悪意のない幼さや無知が引き起こすこともあるんでしょう。
まして、この管理人さんは彼女に対して期待感を持たせるようなことを散々言ってきたことも問題だと思いますし、晒し者扱いする前にどうして個人的に嗜めなかったのかと思います。
そして、私が酷いと思うのはサイト仲間さんと二人でＢＢＳで貶めたという卑怯な方法です。
きっとＡさんを徹底的に自分のサイトから排除したかったのでしょう。

この件で私はこのサイトから離れましたのでその後はわかりません。
こんなことをしておきながら、「感想をいただけると嬉しいです。」とか、
「常識的な態度でお願いします。」なんて書いている神経が？です。

今でも、このサイトは運営しているようです。
（いくつかのサイトさんのリンクで見かけます）

当時は裏のページを放置していましたがそのうち請求制にするといっていました。
きっと今頃はその請求メールを槍玉に挙げてるかもしれません。

それに放置されていた裏もたいしたものではありませんでした。
（すみません、既婚者が客観的に見た場合ということです）
年齢は私よりいくつか年下でしたが、セックスの描写が経験がない耳年増が吹聴するような感があって笑ってしまうこともありました。
それも、離れるきっかけのひとつだったかもしれません。

さて、もうひとりの管理人さんです。

最近、腹に据えかねることがあったためにやっと自分のネットマナーに対するお気持ちを吐き出されたようでした。夜羽さんはこのサイトさんが最初で今のところ最後の裏請求したサイトさんです。
（つまりこちらひとつだけってことです）

この管理人さんは自サイトを本当に心から愛していることが垣間見られるので私は大変好感を持っています。
自分の夢小説を「一生懸命書いたもの」「自分の気持ちを伝えるためにもっと勉強していきたい」と、メールに書いてくださったことがあったのですが私はその言葉に驚いたというか感動しました。

今でもたまに見かけますが、小説の末尾やあとがきと称した場所に照れ隠しなのか、本当にそう思っているのかわかりませんが、「駄文でごめんなさい」「何書いてるんだろう、支離滅裂」なんてコメントを残す管理人さんがいますけど、夜羽さんはあれがあまり好きではありません。
駄文なんていうなら載せなければいいのに・・とすら思います。
そんなサイトさんと比べて向上心（ひいてはそれがサイトの質の向上に繋がると思うのですが）に潔さが見受けられました。

このサイトさんの裏請求のページはとても親切でネットエチケットのリンクも貼られていますし、請求に関して管理人としての希望や考慮点が書かれています。
その通りに請求すれば何の問題もないように私は思っていましたが現実はそうではないようで。

何度か送った請求メールに返信がないことの問い合わせに関して、さすがに穏便に済ませる気持ちなれなかったというところでしょうか？
でも、この管理人さんはその方に対して「怒りもしないし、嫌ったりもしない。」と言い切ったうえで、ネットマナーをなぜあなたは怠るのか、私なら絶対に怠らないと諭しています。

精神年齢が実年齢を超えることは余程世間に揉まれていない限り無理なことです。
でも、請求した方は裏を請求するという時点で18歳以上な訳で、その年齢に沿った常識を管理人さんが求めたのは当然だと思います。

管理人さんはサイトのルールとして揺ぎ無い確固たるものを持っています。
それは本当に素晴らしいことだし、そうあるべきだと思っています。

たったひとつのマナー違反でもそれを許せばもうひとつ、またひとつとなし崩し的にサイトの品性というものが、失われてしまうと夜羽さんは思うのです。

この管理人さんは間違ったことは一言たりとも言っていません。
それでも、最後に「また、敵を作っちゃった。」と自嘲していらっしゃるのが可愛らしいです。

ただ、夜羽さんとしては便乗してＢＢＳなどに書き込む閲覧者がいないことを願っています。
関係のない人から尻馬に乗るような発言をされるよりも管理人さんから言われたことの方が素直に頷けると思うので。

一年前の件は管理人なら何をしてもいいという甘えの典型だと思います。
普段の生活の中ではこの管理人さんもそんなに非常識な人ではないのかもしれません。
自分の世界だから、自分が作っているものだから、自分に従うのは当然と言う気持ちと、おそらくとても小心な人なのだと思います。
自分を大きく見せることで相手を威圧する。そのためにお仲間と結託してまでことを起こす。

もうひとりの管理人さんの裏パスの件がなかったらきっとこの不快なサイトのことを思い出して書くことはなかったと思います。
でも、あまりに対照的な出来事だったのであえて書くことにしました。

裏パス申請をした方が真摯な気持ちで管理人さんの気持ちを受け止めて、
無事に受け取ることの出来る人柄を持った方であることを願わずにはいられません。

夜羽さんは自サイトをひとことで表すなら「逃」です。
挙げればキリがないのですが、まず「あまり閲覧者がいないサイトがいい」ということです。
（誤解を受けるといけないので補足、書き溜めたものが溢れてきたのでサイトを使って綺麗に整理したかったと言う事と、第三者に読まれることを前提とすることで少しでもいいものが書ければいいとも思いがあります。あと一番大事なのは好きと言う気持ちを形にしたかったこと）
そして、サイト内の簡素化。
「ＢＢＳ」「拍手」「キリバン」はもちろん「カウンター」すら付けていません。
あと、夢の内容がドラマ仕立てで複雑（オリキャラ多数）と言う事でしょうか？

「キミ好き」のラストでは抑えたＲシーンにしたのに「セレナーデ」で階段一歩上がっちゃった？って感じで。
たぶん10月のハピバは歯止めがきかないかも。
（サエはＲに決定しました、国光も覚悟～～～っ！）

まだ、真剣にサイトを運営するにも慣れない部分がたくさんあって。
闇の中を手探りであちこちぶつかりながら歩いてるってトコです。

「理想の恋」に照準を合わせた物語を書けるところまで書いてみようかと。
今はただ、思うのはそれだけです。