Eternal half moon

「宙船（そらふね）」レコード大賞作詩賞受賞！な中島みゆきのお話を少し・・・の予定？

船を出すのなら九月/砂の船/歌姫/二隻（そう）の舟 etc.etc.
船に関わる曲って結構多いし、海を入れればずいぶんの数になると思う。
海と宝石なんか好きだな、松坂慶子に提供した歌だけど。

今月の15日には一夜限りの「オールナイトニッポン」をやるというし。
夜羽さんはコレと「やっぱり猫が好き」はリアルタイムで接した世代なので（齢がバレるなぁ・・・）
あのハイテンションに別人だと幼心に思いましたよ。

初めて買ったアルバムは「予感」
寝顔を撮ったジャケでゴールドに近い黄色地の淡い仕上がりになっていて「綺麗な人だな・・・」と騙されたのが始まり。
（ほら、しゃべるとアレだから・・・）

当時みゆきは31歳、ユーミンと比較されながらも彼女の世界観は一定の人たちには深く愛されていたと思う。
移り気なファンがいないのもユーミンとちょっと違った。
（この少し前にユーミンは結婚してアルバム「紅孔雀」の出来の悪さをコキおろされていて気の毒だったのを覚えてる）

「みゆきは暗い」未だにそんな時代遅れなことを言ってる人がいる。
そう言われたのはせいぜいアルバム「臨月」までだと思うし「うらみ・ます」の影響だ。

「それ以上言わないで」なんかは凄い乙女心全開だし（いつかこの題材で忍足あたりを書きたい）
「この世に二人だけ」も物騒だけれど最後は「それでもあなたは私を選ばない」と言い切るところに私は以前のみゆきとの違いを感じる。
「やまねこ」や「ファイト」「エレーン」「狼になりたい」（吉野家が実名で出てくる）なんかはドラマが一本作れそうな曲で。

今、こうしてみゆきを語り始めたのはあるサイトさんの日記の曲の紹介欄に「トーキョー迷子」が出てきて、「中島みゆき」というジャンルを作ったほうがいいくらいのアーティストと書いて下さった事が凄く嬉しくて。
私よりずっと若い方なのに凄く意外というかなんというか・・・（洋楽の好きな方かと思っていたので）そんな理由です。
（まずいな～～。あぶね～な、あぶね～よ。こちらのサイトさんの日記には夜羽の昔を掘り起こされるような材料ばかり用意されてる気がする、それに反応してるのもどうかと思うけど・・・）

私は聴くのは邦楽ばかりで、B'Zとスピッツ、ポルノも好きだけどどうしても曲の好き嫌いをより分けてしまう。
「その全部が無条件に好き」というのは中島みゆきともう一人、吉田拓郎だけ。

初期の「白い雪の夜」や「英雄」（プレスリーがモチーフといわれている）「流星」「舞姫」そして「落陽」。
先だって催された「嬬恋」のコンサート（みゆきがシークレットゲストだったことはあまり知られていない。「永遠の嘘をついてくれ」を歌ったらしい）、あれは1975年に12時間ぶっ通しで行われたのが始まりで彼のターニングポイントであるはず。

拓郎は昔、コンサート休止宣言をしていたことがあって「RONIN」の高杉役でスクリーンデビューしたときは、渋谷や新宿の上映館の前で「拓郎コンサート復活署名」を乞い、チラシを配るファンでごった返していたほど。

今は病に倒れたこともあって少し物分りのいいおじさんになったけど、昔の拓郎の無鉄砲さや勢いと言ったら今のどのアーティストにも当てはまらない。

話は戻ってみゆきだけれど。
確かもう、54.5歳になるはずなのに黙って立ってればとても可愛らしい綺麗な人で、スタイルも凄くいい。
TV嫌いで紅白に出るまではたった一度しか生番組に出た事がないと聞いている。
紅白のときも中継だったけど最後にショールが落ちたときの笑いが「みゆきだなぁ・・・」と思わせてくれた。
（それまではあの美女ぶりで澄まして歌ってから）

・・・・今日はこの辺までにします。
また、時々書くと思います、好きなので。
アルバムも3年ぶりくらいに出ましたし。

とにかく、夜羽さんがソラで歌えるのはみゆきだけなので。
現在掛かっているのは「EAST ASIA」

＊表のブログが昨夜はシステム障害を起こしたらしく、開かなかったために裏のリンクの件について見られなかった方がいらっしゃいましたら申し訳ありませんでした。