Eternal half moon

理由や意味がきちんとあって生まれる感情が愛なんだと思う。

「花の名前」を読んでいるといろんな形の愛が存在している事に、それが複雑に絡み合っている事に泣いてしまう。

このコミックを小説にしたらどうなるんだろう。

ティーンズには考えることが多すぎるコミックって受け入れられないから、きっとこれも読者の主流はＯＬさんなんだろうけれど。

「花の名前」の蝶子と京（けい）の恋に泣ける人はきっと痛みのわかる大人の恋が出来る人のような気がする。

私は以前、ファンタジーやＳＦは苦手なジャンルと答えた事があったけど。
高校時代に一年くらい「レイ・ブラッドベリ」に夢中になった事がある。
「ウは宇宙船のウ」とかね。

でもそのあとに、小説よりも素晴らしいドラマティックな生涯を持つ「ハリウッド」に生きた女優男優に興味が移っていったので。
（トーキー時代とせいぜい1940年代までがハリウッドの黄金期なのでその辺のを手当たりしだい読み、集めました）神田の古書店の映画関係の専門書店に足を運んだくらいです。

今、「ＮＨＫ」で「岡本喜八監督」のガン闘病記を流しています。
監督も銀座のお店に何回かお見えになりました。
でも社長と懇意でいらっしゃたのですぐに社長室へいってしまわれましたけど。
お土産（？）は映画の鑑賞券。もちろんご自分のです。
いつもたくさん持ってきてくださるので私も友人たちの分を含め二回ほど頂きました。
そのひとつが「大誘拐」でした。
（種明かしをすると「キミ好き」のヒロインの実家はこの映画の主人公をスライドさせています）

「大誘拐」いいですよ。
一度ご覧になる事をお勧め。
今見ても色褪せません。
これだけの演技派の俳優達を集められるのも監督の手腕なんでしょう。

ハリウッド女優達については語り尽くせません。

あの頃（1920～30年代）のスター達は末端に至るまでトンでもない事を平気でやっててファンもそれを当然と受け止めてるからスゴイ！

たとえば、日本人初のハリウッドスターの早川雪舟なんてスタジオから出て水溜りに差し掛かかると、出待ちのファンがその水溜りに毛皮のコートをバンバン投げて雪舟の靴が汚れないようにしたとか。
ね、尋常じゃないでしょ。


そんなエピソードを見知る事も楽しかったけれど、男女優たちの美しさは必見でした。
ファニーフェイスがまるっきり無視された時代ですからね。
（ロスコー・アーバックルなんかは論外、バスター・キートンやＣ・チャップリン、ハロルド・ロイドは素顔が美男子）

スキャンダルの内容も現代の比では無いし、それだけでひとつの物語を読んでいるよう。

実は結婚前に友人とロスを旅行中、タクシーであるスタジオ（っていってもわかっちゃうけど）に横付けした事があるんです。
若かったですね～～、観光できると本気で思ってたんです。
それにタクシーが関係者が入れる場所まで入れてしまった（私達を関係者だと思ったらしい）のでそこで警備の人たちに囲まれてポリスまで登場。

必死で謝ったのに女性の警備員がものすごく怒ってて。
ポリスが宥めてくれるうちに日本語の話せる人と電話が繋がったけれどおそらく日本人ではなかったと思う。
「ポリスに送らせるから帰りなさい。」を繰り返すだけだったから。

そんなこんなでこれから非番だという若いポリスにサンタ・モニカまで送ってもらいました。

「知らないって怖いねぇ～～」
ここでの保護者代わりだったＴ兄は大笑い、笑い事じゃないって！

若気の至りでございます。

今は、アメリカには行きたいと思わない（サンタ・バーバラには住みたいけど）。
娘と香港かシンガあたりに行きたいなとは思う。
ハワイは勘弁して下さい、行くならオアフは嫌だな。
カウアイ島なら行きたい。
でも一体いつの話やら。

今日は午前中、娘は部活。
息子と主人は外出。
夜羽さんは家事をこなしつつ勉強。
午後は娘も加わり三人でお出かけ。
体育の授業で使うバトミントンのラケットを買いにショップへ。
なのに、思いのほか安く買えたらしく残ったお金で洋服を買ってきちゃいましたよ！

息子はドラゴンボールのフィギュアを買ってくるわ・・・で主人の甘やかしが全開です。

私は午後もずっと勉強だったのに（たまにＰＣの前に座って1時間とかあったけど・・・爆！）。

あ、明日は真田のBirth.だ（軽く、スルー）。
で、WJは「青学VS立海」開始ですか？

「WARD」読みました。

捲簾・・・漢前！！