Eternal half moon

右近が「再々婚」の報道。
猿之助の後継と目されるずっと前、まだ部屋子の子たちのお兄さん格っぽくてみんなでワイワイやっていた頃。

幕間の短い時間にロビーで若い部屋子たちがサイン会を開いたことがあって。
名も知られていない20代の役者なんてみそっかす同然でパイプ机に椅子が簡素に並べられただけの場所で右近と笑也ともう一人待っていた。

私は笑也が好きでいつも一緒に観劇に行った幼馴染のＭちゃんは右近のファンでそのサイン会のアナウンスが流れると同時にロビーに走りました。
恥ずかしかったけど私たち二人が一番乗りで、サインをお願いすると三人もすごく照れながらお互い軽口を叩いて慣れない手つきで。

あの頃は、獅童の従兄弟の中村信二郎が一座の若手ではダントツだった。
今、たまにテレビのトーク番組に出演する春猿はまだまだひよっこ。
段治郎は高校生で学業優先で舞台を離れつつあって。

芸が未熟だろうと年の近い彼らの情熱を感じられる舞台が私たちは大好きだった。

銀座のお店の帰りに誘われて一幕見で好きな演目を見たりするのも楽しかった。
今でも印象的なのは玉三郎の「鷺娘」
バレエのようだと影口をささやかれたけれどあの幻想的なまでの世界観を作れる役者は彼しかいないだろう。

子供が生まれる前までは主人が歌舞伎座に出かけることを許してくれたけれど、妊娠と同時に私の歌舞伎鑑賞は今もって途切れたまま。
県庁職員として働くＭちゃんも年齢とともに肩書きも重くなってなかなか時間が取れなくなってしまった。

若さだけで突っ走って、師である猿之助だけを指標に高みを目指した精神が今、どんな形になっているのか確かめてみたいと強く思う。

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4月の転職から始まった勉強の日々。
今日やっと、終わりを告げました。

実は、二つの金融関係の資格を取得することが入社の必須課題だったので。
そのために何一つわからないままテキストや問題集と格闘する日々。









こんなテキストと問題集を三冊ずつこなしました。
問題集は一冊につき5.6周繰り返しました。



5月に一つ目の試験に合格して、今日、二つ目の試験結果が出てやっと開放されました。
5月のときは1.2ヶ月前に受けた人たちが半分落ちたと聞いていたし、以前は受かりやすい環境だったけれど最近の試験傾向が「落とす試験」になっていると聞いていたのでもう、どうしていいかわからなくて。

とにかく叩き込みと暗記の二つで乗り越えた感じです。

娘がすごく喜んでくれたのが意外でした。
自分もゼミでがんばってるから勉強する母親に自分を重ねていたかも知れません。

主人は「良かったじゃん。」と言ったあとに、「だってあたし（夜羽のこと）は馬鹿じゃないもんな。」と。
大学を受けることがなかった私だけどまわりにたいしてコンプレックスはなかったし、主人はそのことで私を軽く見ることもなくて、会社の経理関係だとか、以前に勤めていた医療関係の仕事のことをほぼ独学でこなしていた私に「あたしは偉いね、頑張ってるね。」といつも励ましてくれてました。

とにかく、無事難関突破でホッとしています。
これからは業務をゆっくり経験を重ねながら覚えていけばいいので出社の足取りも軽くなりそうです。（静脈認証も最近は好調・・！？）

やりたいことはいっぱい。
まずは企画サイトさん探し。
手塚を書いてみたい、それから高杉も。

美容院へ行って郊外のショッピングセンターに出かけて軽井沢にも絶対行きたい。
娘の部屋の模様替え、ソファの買い替え。

オークションも再開したいし、都内にもゆっくり出かけたい。
Ｆちゃんにも久しぶりに連絡を取って夫婦で飲みたいな。

でも、一番最初はＫさんとの飲み会になりそうです。
というのも、今日駅ビルに買い物に寄ったら偶然Ｋさんにバッタリ！
二人で話していると以前の会社のお友達がひとり、ふたりと通りかかって立ち話。

最近、我が家はマンゴー関係の食品がブーム。
ヨーグルトにマンゴーソースとアイスのスーパーカップのマンゴーがヒット商品。