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Eternal full moon/under_blog こそりとdeepに語ってます、はい。

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夜羽(よわ)
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趣味:
可愛い雑貨を集めること
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■wj系の趣味サイトを運営。

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■他人の家族の日常に興味のない方はお引き取り下さいね。
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中学生の頃から好きなペトロールズの長岡亮介氏のヘアスタイルや髭を真似、挙句には用意したスーツ一式ではなく、彼の個性的なスーツを探し出して前日に裾上げして間に合うという暴挙。
本人は思い通りのファッションで出席できて大満足のようで、なにより。

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幕間ウオッチングでの諸先輩方の主な会話は「女の子下手ねぇ」「配役が悪いのよ」の二本立てです。
いやいやいや、原作読んでから出直してきて!
サクラちゃんはまんまサクラちゃんだった!梅丸丈、素晴らしい可愛さ!

そんなわけで、 新作歌舞伎「NARUTO -ナルト-」を観てきました。



一幕は下忍時代、二幕は疾風伝、ラストは終末の谷。
キッズは出ず、七班のみ。
暁は勢ぞろい。

不満らしいことと言えば、カカシがふつーに脇役で華がなかったことくらい。
隼人が思いっきりサスケ!とにかく美男で隙が無くて、流司よりサスケ!信ちゃんDNAありがとう!
巳之助は踊りがもう少しあったら、際立てたかもしれないけど、きっちりナルトを演じてくれた。
2.5次元でイルカ先生を演った市瀬さんがイタチ役で出演。
サスケとの殺陣が凄まじい。
歌舞伎なんだから、舞踊してればいいのにマジで戦ってる。
殺陣師、市瀬さんの本領発揮で隼人よく食いついていったなぁ。

笑三郎の大蛇丸は声が声優さんそっくりなので、すっと入り込めてる。
猿弥丈の仁王様みたいな自来也は嵌ってる。
早口のせりふ回しも小気味よくて、さすが!
綱手の笑也丈。私にとって笑也丈はいつまでもお姫様。
弟橘媛(おとたちばなひめ)の時から、ずっとお姫様。

ひとつひとつのシーンに原作が脳内から追ってくるので、とにかく泣ける。
原作シーンがわかっていない周りが笑ってても、泣ける。
(クシナが現れたのを、ただのご都合主義の回想シーンだと思ったらしくクスクス笑いがあった)

名セリフも多かったけど、さらっと流してしまうので惜しい気がした。
「賢いっていうのがそういう事なら、俺は一生バカでいい」
「オレが諦めるのを― 諦めろ!!!!」
(ここで、客席が爆笑したので驚いた)ーナルト
「やっぱり、この想いだけは朽ちてくれないんだよ」ー綱手

イタチの真実と九尾の封印をシンクロさせて観せたのは、なかなか考え抜かれた演出だった。
ただイタチとサスケだけのシーンが少なくて、関係性がわかりづらかったかもしれない。
終末の谷でナルトとサスケが戦うシーンは本物の水がザバザバ流れてて、そこでずぶ濡れになって戦うんだけど、普通に喧嘩というか、じゃれあってるというか迫力が削げた感は拭えなかった。
トンボを切る役者さんたちが終末の谷のシーンで濡れた板の上でバク転したのには驚いた。
思わず、声が漏れてしまったほど。
澤瀉屋の舞台は、こんなところもグイグイ魅せる。
愛之助丈と交互出演の猿之助丈のマダラの重厚な存在感は貴重。
マダラで見得を切ったし。
「ここはアイアじゃなくて演舞場!」って思わせてくれる。

私は「ワンピース」を知らないし、もちろん「ワンピース歌舞伎」を観ていないので、2.5次元歌舞伎は初めてだったのだけど、好きな原作を若い頃から贔屓にしてる役者で観られるのは幸せだ。
勘九郎なんてもっとぶっ飛んで「銀魂」(劇場版)で近藤さんやってるんだから勘三郎丈や三津五郎丈が生きていたら、息子の活躍を面白がってくれたと思う。
(巳之助は実母が元宝塚男役トップ)

最初から愛想がない気難しい表情を崩さなかった隼人が最後に一瞬、笑ったのが胸にきた。



さて、すでに9月に突入。
先月はホットヨガを11レッスン受けた。
なんか頑張った!
1回、湿度77%室温38℃の中でレッスンがあったのだけど、いつもより汗出るなーってくらいで乗り切った。
周りも普通にやってたので、慣れってすごいなって思った次第。
本も断捨離予定なので紙ベースは控えて電子書籍と図書館に乗り切る。

連載中の「3月のライオン」に「ハチミツとクローバー」の面々が登場。
あゆみんが野宮のヨメになってたり、理花さんを真山が彼女呼ばわりしてたり、はぐちゃんがタシーンタシーン!ではないけど物作りを再開してて、それをほくほくと見守る修ちゃんがいたり。
あー・・・森田さんはどうしてるんだろう(ハリウッド?)、竹本くんはどうしてるんだろう(宮大工さんがんばってる?)・・・・・みんな幸せになってくれてるといいな。
個人的には藤原デザインの双子が一番幸せで何より(隈ちゃんらぁぶ)


そして、今月発売の「ゴールデンカムイ」の15巻の表紙は月島軍曹に決まったようでファンはお祝いムード。
こうなると次は鯉登ぼっちゃんか?
まさか、勇作さん?
とりあえず、ファンの皆様方の中では彼は生きているらいしので(((笑)

まるでマスキングテープを無造作に貼り付けた中にキャラの心の叫びを入れる手法は、のちに他の作家たちも試みたが、セリフに感情の重みや厚みがなければ響かない演出だった。

2016年の池袋西武の時は「3月のライオン」(以下「ライオン」)の舞台となった月島の風景が大きく展示されていた。今回も見たいと思ったけれどなくて残念。

当時グッズの一つとしてそのイラストのブックカバーがあり、迷わず購入した。
今回は捨男ステッカーが爆売れのようで、意外というか納得というか・・・
私はイラスト集と「ライオン」と「ハチミツとクローバー」のコラボのクリアファイルと買いそびれていたポストカードを2枚購入した。

「羽海野チカの世界展」は初日に出かけた。
地下を通ればいいと思い、日傘は持って行かなかった。
だた、扇子を忘れてしまった。
大好きな金魚柄で扇子入れも同じ模様を探したお気に入り。

有楽町駅に1時間ほど早く着いたのでモーニングでも・・・と思い脳みそフル回転でお店を検索。
松屋までの道のりにあり、もちろん、モーニングをやっていて、コスパや店の雰囲気が良くて、落ち着ける、そしてはじき出したのは松屋裏にある「仏蘭西屋」。
銀座でも老舗のここは喫煙者にやさしい。
禁煙席は入口付近に数席しかなく、あとはコーヒーと莨を嗜む客が静かに時間を楽しむ。
(ランチ時こそ、松屋の就業員たちの外食堂のようになるが)

階段を下りてドアを押す。冷気が心地よい。
先客は二人。モーニングのコーヒーはお替り自由。
この後を考えて、おなかを冷やさないようにホットにする。
酸味を抑えたまろやかでコクのあるフレンチタイプは私の好みで本当においしい。

道を挟んだすぐ前の松屋の様子をツイッターでチェックすると、すでに100人近く開店待ちで並んでいるらしい。
すっかり寛いでしまって、時計を見ると開店5分前。
慌てて会計をして列に加わった。
運よく乗れた満員のエレベーターから降りると、周りの人たちが待ちきれないとばかりに一斉に走り出したので、私もつられて走る。
(デパートの中を走るなんて初めて!)
前売券持参客の入口は特典を渡すために少し並んだが、すんなり入場できた。

入ってしまえばそこは大好きな「ウミコ先生」の世界。
整列して回ることなく、自由にみられるので、すでにグッズをたくさん入れたビニールバックを持っている人も。
ほとんどが女性なのだけど、男性やカップルもいるし、年齢もほんとに幅広いファン層はいつも変わらない。
混み始めたグッズ売り場で会計を済ませると、近くの壁にウミコ先生のイラストが。
先日に直接描かれたとのことで、ペン描き。
筆圧が弱々しいので今も体調が思わしくないのかしら?と思いつつ出口前で見納め。

私の知り限り、ウミコ先生ほど読者に心を砕いている方はいない。あまりお丈夫ではないのに、ひたすらペンを握り、アニメ化や映画化になっても浮ついたところがなく声優や演者を気遣う。
今までもこれからも、羽海野チカの世界に囲まれ心温かに過ごしていけたらと強く思った。

以前の原画展のブログはこちら
2011年
2016年




浅田次郎は面白い作家だ。
あらゆるジャンルの長短編を書く。
人情ものから武士の生き方、コメディや重厚な歴史もの、エッセイ・・・
私は「鉄道員」に収録されていた「ラブ・レター」で初めて浅田の世界に触れ号泣した。
「泣かせの次郎」との付き合いはここから始まる。

一番好きな作品は「天切り松闇がたり」。
浅田が「長男」と位置づけている作品だ。
そして、今更ながら中国近代史を題材にした「蒼穹の昴」シリーズの「天子蒙塵」を悪戦苦闘しながら読んでいる。

「ラストエンペラー」をリアルタイムで観た世代だが、もちろん史実に残る清朝最後の皇帝溥儀はジョン・ローンのように容姿端麗ではなく、神経質で貧相な体躯で女性に全く興味がない。
なのに、正室のほかに側室も数人。

浅田は側室の第二夫人の文繍に溥儀の容貌を兇相と言わせている。
確かに高貴さは感じるが不気味さが漂う。
そして、彼は確かに自ら清朝と周りの人々を次々と不幸にした。
にも拘わらず、戦後は恩赦で一市民として生き延びる。

映画が公開された頃、「わが半生」を読みかけたが、やはり三歳で即位し、多くの人間に傅かれて育った溥儀は常識から大きく外れた人格を持っている。
自ら招いた不幸を己の不幸と思わず、他人による災い思う傲慢さは恐ろしくもある。
シリーズ5部のこの作品から読み始めたことと、実在と架空の人物が入り混じるので、読み進めに苦労するが読み進めてしまう。
そんな不思議さが、浅田作品にはある。


昨年末の「るの祭典」で「なんだよ、その2.5次元芝居!」ってセリフで笑いを取っていたが、私は笑えなかった。
中河内が「薄桜鬼をもう、2.5次元とは呼ばせない」とTLしていたが、引き合いに出すのはどうかと思う。
2ndドリライのゲストに決まった時に「仁王をもう一度演りたい」と言っていた彼はどこへいったのか?

2.5次元が行き詰まる気配があること、使い捨て舞台になっていることに気づき始めている俳優たちがいる。
しかし、彼らは少数で気づかずに浮草のような人気にしがみついてるものも多い。
初期(テニミュ1st)の頃と違い俳優としての先に希望が持てなくなっている。
板の上で探り探り、あるのかないのかわからない答えを見つけ出そうともがく日々が、今は消えてしまった彼らの旧ブログには綴られていて、それは「熱しかねえ!」などとと意気込んでる最近のミュキャスとは熱度がくらべものにもならない。
一言でいうと、舞台に対する恐れと喜びが常に交差していた。

おそらく、今あの跡部キャスト降板事件のようなことが起こっても、当時のようなアクションはないと思う。
注目や優先度で舞台が原作を超えてしまった感があるからだ。
俳優たちは卒業しても、すぐに次の2.5の舞台から声がかかる。
以前は、卒業後にちょっとしたご褒美舞台があったぐらいで、ストレートプレイやミュージカル、音楽市場などへ活路を見出すことしかできなかった。

テニミュ2ndの頃、1stの子たちがそんな場所へ散っていった。
多くが端役としてテニミュとは違う狭いハコで10公演程度、空席が目立ち、実力のある共演俳優たちには及ばない演技力を晒す。
それでも私たち母娘は2ndを観ながら、1stの子たちのそれから、を観る。
その中で、ひとつふたつと何かをつかんで2.5次元以外に居場所を求める彼らが健気で、力強かった。

それが数年前から雨後の筍のごとく2.5次元が表立つが、30歳を過ぎてから戻ってくる俳優が増え始めているので受け皿にも思えて嫌な気持ちになる。
今、2.5次元舞台にも格付けがあって、私は「とうらぶ」が俳優たちにとってステータスになってると思うのだけど、たぶん合ってる。
そうなると格上の舞台を目指すのは当然で、事務所が送り込む俳優が多くなりオーディションの質も落ちてくるだろう。
でも、事務所はその後の彼らの管理をしっかりできない。
一人のマネージャーが数人を担当するのも普通で、健康管理や私生活まで目が届かない。
どこかの事務所のように、俳優の人生まで握れとは言わないが不祥事を起こしたくなければ、少し突っ込んだ管理も必要かもしれない。
まぁ、使い捨てだと思えば切るのも楽なのだろうが。

君沢ユウキも最近「2.5次元を超えられる作品に恵まれました」とTLしていて、2.5次元界隈がそんな雰囲気になっているのだな…と改めて思いを深くしてしまった。
ゼロ年代はテスト上演時なもので始まった2.5次元舞台が、腹を裂かれることのない金のガチョウであることに各方面が踊らされている気配も感じられなくもない。


三浦宏規が「レ・ミゼラブル」のマリウスのトリプルキャストに決まったが、ほかの二人とは年齢的な面もあるが圧倒的に舞台経験値が少ない。
当人は凹むようなタマではないが、周りの味方はシビアに成らざるを得ない。
ただ、ひとつ別の世界へ踏み出せる俳優がいることは救いだと思う。

桜満開で迎えた4月。
アニメ「3月のライオン」の二期もタイトル通り3月に二話連続放送で終了。
エンドカードは羽海野先生が担当。
ほのぼのとした終わり方でほっとした。
そしてドラマ「最後の晩ごはん」も終了。
ちゃんなかが引退した2.5次元俳優を演じるというちょっと笑えない配役だったけど、フツーによかった。
私は原作→ドラマ、アニメ、映画、舞台と流れるので自分の脳内描写とかなり隔たりがあると、つい辛辣になってしまう。
今月から「孤独のグルメSeason7」「居酒屋ぼったくり」「ヲタクに恋は難しい」「はんなりギロリの頼子さん」、放送延長になった「グリーン&ブラックス」など新番組も始まる。

「グリーン&ブラックス」は先日#1~11まで一挙放送があって録画保存。
ミュージカルの楽屋という設定だけど、あれが演技ならもうみんな揃って大熱演!素だとしたらあまりにも残念過ぎる!
なんせ、プリンス井上を筆頭に歌うわ、踊るわ、ボケるわ、ツッコむわで楽屋で才能を戦わせてどうする!

さて、「GEM CLUBⅡ」を観てきた(1回目)
ミッドタウン日比谷のオープン初日にぶつかり、シャンテ前は人の波。
それを避けて無難に「Cafe&Meal MUJI」でランチ。
ここや「やさいの王様」などでランチすると、体にいいことしたー!って思えるから不思議。

舞台は玉野支配人の頭の中を吐き出した感じで、独りよがりな雰囲気のシーンも目立った。
「CLUBSEVEN」だと、西村さんや吉野さん、義くんたちと作り上げていく過程があると思うのだけど「GEM CLUB」は玉野さんが支配人として全部抱えて、
チーフマネージャーの中村さん、リーダーのマサに下して、若手に繋げていく形が浮かぶ。
今回の若手は、スケッチなどで照れがあって、動きや勘もよくない。
原田優一さん(大山真志とともに母娘の間ではキレッキレに踊れるデ〇と絶賛されている)がいなかったら纏まるものも纏まらなかったと思う。
マサがリーダーで引っ張っていくけど若干空回り気味で若手になかなか伝わらない間もあってもどかしい。
オーナーの壮さんは特別枠扱い、でもそのほうが単独で魅力を見せつけられてよかった。

若手にくくっていいのかわからなかったけど、東山光明さんは2013年の「ロミジュリ」のマーキューシオ以来だった。
正統派の佇まいに好感度大!でも、それ故に笑いがうまく取れないのが残念。
松田岳くんはおいしいシーンをもらっていたのに生かしきれなくて素人目にも「どうにかしてぇぇぇーーーー!」と思うことも。
多和田はもともとコメディは不向きかも。
「文スト」の太宰のギャグも滑り気味だったし、中也や芥川との絡みで何とかなっていたように思う。
2.5次元フィルターにいつまでも守られ続けていられない現実がここにある。

「GEM CLUB」は振り切った演技が似合う舞台。
東京楽を楽しみしてる。